及鉄鋳造所宝鉄堂は南部鉄器の本場奥州市にある小さな古い工房で、そこで作られる鉄瓶は手作りの焼型で作る伝統を継承する鉄瓶です。

地元の砂と粘土を使い鋳型を作り、木炭で火を熾し焼き、着色は漆で茶（錆色）や黒で着色します。

焼型は大量生産が出来ない為、その代わりに手間暇をかけてこだわりを持って作る事が出来て職人の技術や感性が鉄瓶に表れます。

焼型の鉄瓶は生型の鉄瓶と比べて肉厚が薄く軽い鉄瓶に出来上がり、形は古いイメージですが使い易い機能的形で優美さも兼ねそろえています。